卒業、それぞれ。 中垣編①
「ちくご進化論」も終わり、気づけば3月もあっという間に半ば。
ぼくが担当させていただいた研究会も、それぞれに無事卒業を迎え、それぞれのカタチで歩き始めています。今回は「ちくご進化論」でもお披露目した3研究会をご紹介します。

元気計画ではお馴染みとなった、筒井さん。今ではとても希少な国産線香花火、職人が創る繊細で優美な線香花火をデザイナー中庭さんの秀逸なデザインにより、開発1年目から全国区で発信することに成功。しかし、その裏にはハードなスケジュールをこなし、時には不安と格闘しながらも、展示会やイベントなどへ積極的に参加するなど、高い目標を成し遂げるための努力の積み重ねが生んだ成果だと思います。とは言っても、まだ一歩を踏み出したばかり。研究会が終わった後も、中庭氏と2人三脚で新アイテムの開発、新企画の打ち出しを継続していくとのことです。今年の夏には、また新しい筒井花火に触れられるかもしれません。筒井時正玩具花火製造所は、『伝統のひかりを後世』に伝えていきます。 HPはこちら→http://tsutsuitokimasa.jp/
★大道谷の里研究会_その1〈八女市〉★


八女立花町で農家民宿を営んでらっしゃる大道谷の里。 こちらの研究会は、前半、後半でテーマを変えて進めてきました。前半では、講師に意匠職人 町谷さんをお迎えして、2階客間のリノベーション。以前は、オーナー中島さん(↑写真)のお父様が建てられた古い日本家屋を間仕切りや天井を貼って改装し、中島さんご家族がお住まいでしたが、その後、住まいをお隣に移され、この家屋を農家民宿として営業されてきました。しかし住居用の間取りにしていたため大人数の来客、宿泊には不便とのことでした。そのため、今回のリノベーションでは、壁や天井を思い切って取り払ったのです。おかげで立派な梁や柱がお目見え、趣のある空間へ大変身、空間も広がり、使い勝手も向上しました。リノベーション後には、イベントごとにも活用されています。ここ大道谷では季節を通して農業体験や食事が楽しめます。
大道谷の里
ADD:八女市立花町白木4578-1
TEL:0943−35−0760
HP:只今製作中ですのでしばしお待ちください。
後半は↓★大道谷の里研究会_その2 山の神工房編〈八女市〉★

後半は、山の神工房の商品磨きへテーマ変えてスタート。大道谷の里のおかみさんカヨさん(右)とトミーさん(左)コンビによる『山の神工房』は、八女立花産の梅、にんにくを使った加工品をつくられています。講師には、ベジキッチン ゴトウさんをお招きし、既存商品のパッケージやPRツールのデザインをリニューアルに加え、写真にある「黒にんにく」も勢いで開発しちゃいました。先日のイベント『進化論』に合わせてパッケージやツールが完成。いよいよ新販路開拓への挑戦が始まろうとしているところです。いつもパワフルなお二人の元気の源を皆様にお裾分け出来る日も間近です。
【お知らせ】3/16には、お二人の料理教室がベジキッチンで開催されるので、是非ご参加くださいませ。詳しくはこちら→http://yamanokm.exblog.jp/
山の神工房(大道谷の里)
ADD:八女市立花町白木4578-1
TEL:0943−35−0760
★熊川食料工業研究会〈みやま市〉★



みやま市の熊川食料工業は、創業100年を迎える老舗高菜漬け専門のメーカーです。業界では味、技術共に定評のある同社が、消費者へ生産者の想いを直接届けたいとのことから、100年の節目に自社オリジナル商品の開発に着手。地元瀬高町のエコファーマー認定農家の高菜のみを使用し、無添加にこだわった高菜漬けは、創業者 熊川三吉からとって『三ん吉』とネーミング。これは初心に返りつつ、常にチャレンジをしていくという同社の決意でもありました。ベースとなるプレーンタイプのしょう油漬けは、シンプルで昔ながらの味わいのある高菜漬けに仕上がりました。また、プレーン意外に、豚肉入り、サラダ風(瀬高産茄子などの野菜入り)も開発。これらは、業界でも初の試みで、味の決定には熟練した漬け物師でも苦悩の連続でしたが、その試練を乗り越えて無事商品化に至りました。空港やインターをはじめ、全国へ販路が広がっています。HPはこちら→http://www.kumagawa-takana.com/
それぞれ次のステップが楽しみですね!
推進員:gakky
東京への旅
2/8〜2/10の間、東京ギフトショーと中川政七商店が主催する『大日本市』へ行ってきた様子をご報告。
まずはギフトショー、ビックサイトへ。
筒井時正玩具花火製造所や、デザイナー中庭氏がプロデュースする対馬の家具製作所の出展を見学しに行ったり、中川政七商店 中川氏はじめ、以前からお世話になっているディスカバージャパン編集長 高橋氏らが立ち上げた「シンケン」のセミナーに参加するのが主な目的。

筒井花火のブース。イベント初日にブースへ伺ったのですが、客足もなかなか好調。『「初めて見ました。」というお客さんがほとんどで、まだまだ認知は低いのを改めて実感しますねー』という筒井さんの言葉が印象的で頼もしくも感じました。

対馬の家具製作所kiiroのブース。中庭氏のデザインによる新ブランドsisoのプロダクトのお披露目。ほんとに小さなブースでしたが、「大御所、有名どころが来てくれて、ちょっとビックリ。」と中庭氏。どんなに広い会場であろうが、どんなに時間がなかろうが、プロ(バイヤーなど)は良いモノをピンポイントで見れるからこそプロ。彼らの脚を止めさせるのもやはりプロ(デザイナー)だから。
続いて「シンケン」のセミナーへ。シンケンとは、中川政七商店 中川氏・ディスカバージャパン編集長 高橋氏・method 山田氏・丸若屋 丸若氏によるユニット。日本のものづくりを応援すべく、ローカル企業のコンサル・ブランディングを行っています。彼らは、「今」を動かしている人たち、あるいは価値観や手法を今後の日本市場のスタンダードにしていく人たち、といったところでしょう。
セミナーでは、シンケンとは?から始まり、そのブランディングの手法、地方の企業が抱える課題、それを改善するためのヒントなどについてのトークが、歯に衣着せぬがごとく、テンポよく繰り広げられました。共感することが多々、日頃より元気計画、あるいは僕個人が感じていること、考えていることとも大きな違い、ズレは無かったように思います。いずれかの形で今後、絡ませて頂ければなぁと思った次第でした。
さて、ギフトショーは、見切れない程の広い会場ではあったものの、傾向として、「日本のものづくり」が、大きなキーワードであったように感じました。しかし、目からの情報量が多すぎてキャパオーバーぎりぎりのギフトショーでした。。。
次に訪れたのは大日本市。これは、中川政七商店が主催する展示、商談会です。
まずは、包丁工房タダフサ 曽根忠幸氏×粋更kisara 石田香代氏のセミナーに参加。包丁工房タダフサは金物の町、新潟県三條市の包丁メーカー、(株)タダフサの自社ブランドです。主に業務用に製造・卸として800種類を超える包丁をつくっていますが、先述のシンケンのサポートのもと自社ブランドを立ち上げたとのことです。今回の大日本市が、そのお披露目の場となり、セミナーではその開発プロセスなどについての話を聞くことができました。
ちなみに新ブランドの商品は、「基本の3本、次の1本」をコンセプトに、たった7本での展開とのこと。他の793種類はなんだったのか。。。。つまりほんとに生活者(日本の)のニーズに答えるには793種は不必要ということです。印象的だったのは、「卸問屋に言われるがままに、開発が癖になってしまっていて。。。」という言葉。こんな話、身に覚えが有る方も多いのではないだろうか。

写真は、タダフサのパン切りナイフの切れ味を試す田中由紀氏。左はタダフサの曽根忠幸氏、右は中川政七商店 kisaraのブランドマネージャー石田香代氏。
このセミナー後、展示会場を見学させていただきました。そう、この大日本市は、バイヤー向けだったので場違いで申し訳なかったんですが、前年の「元気計画 in Tokyo」に来てくださっっていたS氏にご丁寧にご案内頂き、ほんとに感謝です。 運良く中川氏にもご挨拶させていただけましたし、出展されていた波佐見(HASAMI)の馬場商店さんとの出会いなど、非常に貴重な一日を経験させていただきました。ありがとうございます。
この3日の経験をいずれかの形で、ちくごにフィードバックしなくてはー!
推進員gakky
とある取材の一日
先日、元気計画のショールーム、いくつかの商品、筒井時正玩具花火製造所を『ことりっぷアイフォルテ』さんから取材していただきました。3月くらいに出版予定の福岡版に掲載されるそうです。お楽しみに!

当初スケジュールに組まれていませんでしたが、1月らしからぬ陽気とあまりの快晴だったので、ちくごの風景を撮りたいとのオーダーに急遽お連れしたのは、事務所が入っている久留米リサーチパークの屋上。FBSやらKBCやらのカメラが設置してある脇から雄大な筑後川、筑後平野をパシャ。地元の僕にとってこの風景はいつ見ても癒されます。ほんとに贅沢な環境で仕事させてもらってるなぁ。(※屋上は一般の方入れませんのでご注意を。)

筒井さんの製造所にて。取材に対応されているご夫婦からは最近、貫禄すら感じます。
いくつか取材に同行しましたが、研究会を2年担当していたにも関わらず、はじめて聞くことも多々あって、花火職人の仕事ってほんとに奥深くて面白いなぁと改めて感じます。元気計画とエフ・ディさんとで共同出版したばかりの『ちくごの手仕事』にも筒井時正玩具花火製造所について詳しく掲載されていますの是非ご覧下さい。
それから、筒井さん情報をもうひとつ。
2/8(水)〜10(金)の3日間、ビッグサイトで開催される東京インターナショナルギフトショーに出展が決定です。筒井花火を全国に発信した大きなきっかけとなった昨年のギフトショーに続き、今年も出展されます。昨年以上の反響に備えて準備万全。
デザイナー中庭氏と進める新商品もお披露目されるとかされないとか。。。
推進員gakky
萩原修がやってくる。
今週末21日(金)は、好評のトークイベントシリーズ「ちくごでデザインする。Vol.3」を「紙の工作所」など数々のプロジェクトでご活躍の萩原修氏をお招して吉田木型製作所にて開催します。
「紙の工作所」については、ここ吉田木型製作所研究会の中で、ビジネスモデルの参考として度々話題にしていたこともあり、今回の回が実現しました。
先日行われた研究会では、「ちくごでデザインする。」のオプションとなっている工場見学のオペレーションや当日の配布物の確認をしてきました。

ここが木型場。職人さんの黙々と仕事に向き合う様、道具を使いこなす様は、ただただかっこいいい。
鉛筆のライン上に寸分の狂い無く置かれた美しい曲線のオブジェクト。この型からはおそらく工業用の無骨なパーツが作られるのですが、すべて職人の繊細な手仕事から生まれています。

ラッパを吹く埴輪。。。に見えるのは僕だけ? 砂型は、上下の型で抜けない複雑なものの造形のためにあります。なので中に鋳物を流し込んだら、この子たちは叩き割られてしまうのです。

配布物の内容をブラッシュアップする講師中庭氏と吉田氏。情報発信の良い機会ですね。
【開催日時】
10月21日(金)18:00〜20:00 定員30名
萩原修氏の代表的プロジェクト
かみの工作所
かみみの
てぬコレ
コド・モノ・コト
つくし文具店 …萩原修氏が店長を勤める文具店
工場でのトークイベントなんて全国でもはなかなか無いのではないでしょうか?萩原氏のトークも必見です!お時間の有る方は是非お越し下さいませ。乞うご期待!!!
推進員ガッキー





