うきは、木材の可能性を探る。
どの研究会も「探り」の時期だ。うきは百姓組の研究会では、農産物加工品の可能性を探り、このうきは木材業界の研究会では、木材の可能性を探る。
前回から総合プロデューサーの江副直樹氏から、親は大工、建築家の井手健一郎氏に引き継いだ。建築家と木材業界(製材所、工務店、材木屋)は普段の仕事から関わりがあるものだ。研究会の中では、現在の住宅産業の問題点や理想、木が市場に出て行くまでの仕組みや、木の特性、様々な観点で議論が交わされている。私も少し建築は勉強してはいたのだが、実務に関わってないので研究会の中の話はわかる部分とわからない部分がある。
この研究会では、ひとつテーマとして「うきはの家」というものを目指してはどうか?と総合Pの江副氏から提案があり、今その可能性を探っている。うきはにしかない強み。うきはでとれる木の特徴、工法、ここにしかないもの。参加者の方と講師でアイデアを出しながら進んでいる。屋根から壁から全部木でできる住宅はどうか?不可能かもしれないが、目標を定めそこに近づく手段を模索する。私自身非常に勉強になる研究会だ。

講師の井手氏は、 福岡市で行われたデザイニング展の仕掛人。

探る。今後もしばらく探る作業を。忍耐強くやるべし。
今日は、久留米は北野町、山口酒造場、
そして、うきはの泉商会にて研究会。
モクザイの魅力。
うきはで行われている木材関係の方々が集う研究会。木材の製材所、材料屋、そして地元の工務店が集まり場所は平川木材工業で行われている。現在は研究会二回が終わり、今後の方向性をどうやっていくか話し合っている段階。木材に関わる人たちもこのような時代でなかなか厳しいよう。研究会の中では国産材がどう使われて行くか、今から製材所や材料屋がどうなっていくべきかなどが議論されている。
この研究会では木材のまわりの話が大半を占めるが、杉に関しては僕が知っている範囲でも全国でおもしろいプロジェクトが行われている。日本全国スギダラケ倶楽部というグループが存在し、杉の魅力をもう一度見直し、しっかり伝えて行こう!という動きが見える。それも、ただ杉の良さを伝えるだけではなく、消費者から見て魅力的な形(家具や小物、建物)に変換し、それを通して杉の魅力を伝えているように思う。ただ「杉はいいですよ!」と伝えるだけでなく、それの良さが十分一般の人に伝わる形で見せる事、そして、それが使われて行く事が重要だと思う。現実的な問題として、しっかり消費者に商品を買ってもらわなければいけない。その事で資金が循環することで、杉山、木材業界は復活するのではないか。そしてこの事業の目標である雇用にも繋がると思う。
一昨年には佐賀の厳木にある白水酒造で行われた「杉モノ・デザイン展」 にも足を運んだ。宮崎の日南の方には「OBISUGU DESIGN」という魅力的な家具などを作っているプロジェクトもある。僕がこれらの動きを知ったのはデザイナーである南雲勝志さんの本を読んで。

研究会の様子。
一、二回目は今後の方向性を決めるため講師は総合Pの江副直樹氏。
次回からは建築家の井手健一郎氏が講師に入る。

部屋には木材研究の試行錯誤の後が。
木口スリット材というもの。
さーこの研究会もどうなって行くか楽しみだ。




